膨大なニュース・番組ロケ取材、インタビューなど吟味、構成、理解する。
その核たるねらい・情報を的確に伝え、視聴者に提供する――それが映像編集者。
「自己満足の仕事」ではなく、テレビ局、出演者の信頼を保つ「影のサポーター」なのです。
番組編集者の仕事内容
一言で言えば、撮影された映像を1本のニュース・番組に仕上げる仕事。VTRの不要な部分をカットしたり、前後を入れ替えたり、見せたいシーンだけを効果的に見やすく、的確なインタビューの切だし、カットのテンポ、カットの選択を試行錯誤を重ね、あらゆる放送局責任者の試写を重ね、修正を繰り返し、放送時間に合わせた長さに編集していきます。数十時間を数分に凝縮する「的確なチョイス」が重要な仕事。そして最大限の努力を「オンエアー」に間に合わせることも求められます。
映画もテレビ番組も一人の力では作ることができない。企画・脚本・ロケやスタジオでの制作撮影スタッフ、出演者と衣装・メイクスタッフ、音響効果・・・・たくさんのスタッフがチームとして映像素材を作る。そうして作られたたくさんの映像素材を使って、作品として最後の仕上げを行うのが映像編集者。映像素材のセレクトや効果的なスーパーの使い方で、番組がよりおもしろくなることもあれば、センスのない映像編集で視聴者にチャンネルを変えられてしまうことも。
番組編集者の仕事の現在と将来 ディレクターと編集者は「戦友」でなければいけない
映像編集者は制作スタッフの一人にすぎませんが、最終的な番組を作り上げるという意味では、映像ディレクターのセンスも必要。面白い番組づくりに欠かせない質の高い人材が求められています。時には、ディレクターの楯になり、議論を交わし、最高の理解者でなくてはなりません。まさに「戦友」と呼べるものです。周りの状況、スタッフの体調、感情まで読み取ることも必要です。
映像制作や編集の知識・技術はもちろん 集中力や応用力などさまざまな資質が求められる
映像素材をよりおもしろいものにして視聴者に届けたい。正しい情報をすばやく的確に伝えたい。携わるスタッフすべての努力をむだにしないで優れた作品として世に送り出したい。そのために映像編集者は編集技術を身につけ、センスを磨く。番組のなかでのテンポや間のとりかた、緩急のつけかたなどは、昔の優れた映像作品や現在人気のある作品をたくさん見て学ぶことも大切です。
ひとつのことを始めると夢中になれる集中力、自分の考え方にとらわれずにチームワークを大切にできる性格―我ありきの主張の強すぎる人には向かないといっていい。多くのスタッフとのコミュニケーションを大切にし、映像編集における機器の知識・操作技術はアイデア・表現の具体化、スピードアップやまわりにストレスを与えないためにも身につけていかなくてはいけない。
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